25,
2006
2006
奴隷バンク27
私は必死に耐えていた。しかし意地悪く一点だけをとらえたヒールはなおも緩めらることはない。「い。痛い・・・」とうとう声を出して顔を伏せてしまった。「どうしたの?おなかでも痛いの?」彼女はすっと足をどけた。「いえ、大丈夫です。」「そう、もうすぐ着くからね」そう言って鋭い目で見つめた。私はうなだれていそいそと靴下を履き、靴を履いた。心の中で・・・また叱られる。どうしよう・・・などと考えていた。車はいわゆ...
17,
2006
2006
奴隷バンク26
☆前回「変態」を「変体」と書いてしまいお叱りを受けました。お許し下さい。レイ様、これでよろしいでしょうか?(^^;) -----------------そして彼女が化粧室から戻ってきた。「用意できたの?行くわよ。伝票持って来て、お前がレジで払いなさい!」「はい、みどり様」私は恥ずかしさで手に書かれた文字のことなどすっかり忘れていた。ぎっしりと詰まったバッグを手にし伝票を握りしめてレジへと向った。彼女は立ち止まりもせず先...
13,
2006
2006
奴隷バンク25
☆残念です。逆転負け!せめて引き分けでもと思っていた自分が情けないです・・・。でも、がんばれ----<<***続き***席を立った私の手はサインペンで文字が書かれていたので、できるだけ目立たないようにして喫茶店の中を通り抜けた。まわりの人間が皆こちらを見ている気がして恥ずかしかった。外に出ても不自然に手を隠しながら歩いていた。ほんの数分の所にカバリエはあった。一度だけ海外のM雑誌を買いにきたことがあったので...
11,
2006
2006
奴隷バンク24
私は受け取った10万円をサイフに入れ頭を下げた。「一生懸命勤めさせていただきます。よろしくお願い致します。」「何か証明書みたいなのが欲しいところね、契約書じゃなくて誓約書ね。今度、会うときまでに書いてきなさい。」「はい。」「書くだけじゃだめよ。暗記して私の前で大きな声で言わせてあげる。間違えたら・・・わかってるでしょうね。」「はい・・」その後、私の住んでいる所や自由になる時間などについてお話しをし...
06,
2006
2006
奴隷バンク23
みどり様はデパートを出ると足早に歩き始めた・私は大きなバックを抱えながら付人のように後ろを歩いて行く。もちろん私の目は彼女の美しい足、ハイヒールを追っていた。・・・なんて美しいおみ足なんだろう。ああ、できる事ならこの場で土下座してこの美しい足に口づけしたい・・・そんな妄想を抱きながら歩いていた。「そこの喫茶店にはいるわよ」「はい、みどり様」初めて外で周りを気にせず、お名前を呼ぶ事ができた。これも先...