2006
奴隷バンク24
「一生懸命勤めさせていただきます。よろしくお願い致します。」
「何か証明書みたいなのが欲しいところね、契約書じゃなくて誓約書ね。今度、会うときまでに書いてきなさい。」
「はい。」
「書くだけじゃだめよ。暗記して私の前で大きな声で言わせてあげる。間違えたら・・・わかってるでしょうね。」
「はい・・」
その後、私の住んでいる所や自由になる時間などについてお話しをしているとウェイトレスがやってきた。
「お待たせしました。チョコレートケーキは?」
「あ、そちらにお願いします」
そう言うとみどり様の方にコーヒーとチョコレートケーキを置き、私にレモンティーとイチゴタルトケーキを置いて戻って行った。
「申し訳ありません。こちらもお召し上がり下さい」
「最初から2個食べようなんて思ってないわよ。両方食べておいしくない方をお前にあげる。」
1口ずつ食べて後、チョコレートケーキの皿を私の方に押した。
「これ、甘すぎておししくないから食べて!」
「はい、ありがとうございます。」
そうして私はみどり様の食べかけのケーキを戴いた。フォークに少し付いているであろう彼女の唾液を想像しながら食べたが甘さだけが勝っている味でがっかりした。そして時間がたつにつれて想像が膨らんでくる・・・私はこのように彼女と同席するような身分ではない・・・せめて私を椅子にしてお座りになっていただきたい・・・。
「何考えてるの、またいやらしい事でしょう?」彼女は私の心を見透かしているようだ。
「ところでこの辺にアダルトショップある?」
私はすぐ近くにあるカバリエというアダルトショップを思い出し。
「あ、すごそこにありますけど・・」
「そう、じゃ買い物してきて!書くものある?」
「あ、ありません。」「申し訳ありません」直ぐに謝った。「あ、買ってきます。あ、あのお店の人にもらいます」彼女の冷たいまなざしにしどろもどろになっていく・・・・。
「いいわ。手を出しなさい」私の手を広げさせるとバッグからサインペンを出してのひらに書き始めた。
鞭・縄・ロウソク・手枷・足枷と書いたところで
「あら、もう書けないわ。反対の手!」今度は反対の右手に書き始めた。浣腸器・乳首責め具・首輪・リード・口枷・・
「あら、もう書けないわ。どこに書いて欲しい?わかりやすくおでこに書いてあげようか。アナルバイブと鼻フックって」
「お許し下さい。それだけは・・」
「ふふ、冗談よ。そんな人と一緒に歩きたくないものね。でも遠くで見てやらせる分にはいいかもね。いつかやらせてあげるわ。さあ手の甲を出して!」そこにまた書き続けた。
「はい、終り。これで忘れる事ないでしょう?」満足そうにコーヒーを飲んだ。
「はいありがとうございます。みどり様」私はまわりに聞こえないよう小さな声で言った。
「鞭は一本鞭と乗馬鞭2本買ってくるのよ!さっさと行ってきなさい!あまり待たせるんじゃないわよ!」
「はい」私は急いで席を立った。
コメント
おお、お買い物ですねっ、しかも、SMグッズ一式じゃないですかっ!旅行カバンひとつ分あります。これから、いくんですねっ、アダルトショップに、お店の方びっくりそう.....
>M破門中様
SMグッズは保管場所に苦労しますね。皆様、どこに置いているのでしょうか?知人の女性はどうどうと15cmヒールや鞭などを玄関にかざっていて宅配便などの人の反応を見るのが楽しみなどと言っていましたが・・。
>駄目M男様
ありがとうございます。ほぼ忠実に再現しているつもりですが所々記憶が曖昧になります。ただ、つぼだけは外さないでお伝えしているつもりです。これからもよろしくお願い致します。
いつも私のブログを覗いていただいてありがとうございます。
ウワッ!本当にカバリエが出てきちゃってるじゃないですか!!
それにしても、よくこんなリアルな長文を書けますねえ、私はそういう気力が続かないので、kazowkさんが羨ましい。
このまま、長編小説が出版できるくらいの作品にしてくださいね。では