「お前には別のお仕事をさせてあげる」
「別の・・ですか？」
「そう、聞きたい？」
「はい」
「はい。だけなの？もっと他に言い方あるでしょう。ド・レ・イさん？」
「・・・・紀代美様・・・どうか奴隷目にお教えくださいませ」
「ふふふ、いい感じだわね」
彼女は私の頬を踏みつける感じでハイヒールの底を顔に乗せた
「じゃあ教えてあげる。お前には時間貸しの奴隷として働いてもらおうと思ってるの」
「じ、時間貸しの奴隷?・・ですか・・」
「そうよ、今流行のレンタルボーイって知ってるでしょう。あれは男の売春行為だけど、お前にはその奴隷版をやってもらおうと思ってるの」
「・・・それじゃあ複数の方と？」
「そうよ。長い契約なんかしたくない人や一度だけでもいいから男を虐めてみたい人も多いでしょう。そんな方のためにお前を時間貸しするの。いわゆるレンタルスレイブボーイってところかしら」
「そ。そんな・・・僕は・・」
そう言ったところで彼女は私の頬を強く踏みしめさらに首輪を思い切りひきつけた」
「ああっ・・お許し下さい・・」
私はついこの言葉を言ってしまった。
「どうなの。やりたいんでしょうレンタル奴隷？」
「ああ・・」
彼女に逆らう事はできたかもしれないが私はなぜかこのレンタル奴隷という言葉に反応してしまった。
「や、やりますからぁ・・」
「やります？」
「や、やらせて下さいませ。紀代美様」
「いいわ、よく言ったわね。お前が第一号よ。御褒美をあげるわ、口を開けなさい！」
そう言って彼女は私の体に跨った。
私がレンタル奴隷第一号になった御褒美は紀代美様の唾液だった。口の中にはいった生暖かいものは少しタバコの味がしたように覚えている。
「今週の奴隷セリ市でもお前の事を紹介するからね。しっかり稼いでちょうだい。あはは・・」
こうして私はこの後５人の女性に買われる事になったのだった。
