2008
奴隷セリ市~買われる男達 15
「ううっ・・」
彼の小さな嗚咽が聞こえた。
「うふっ、お前は今から私の所有物なのよ、こんな大金を払うんだからせいぜい楽しませてもらうからね、わかった?」
「はい・・」
「女御主人様は?」
「はい・・女御主人様。ううっ・・」
まだ踏みつけているようだ。
そして私が彼女に「理香様売約済み」と書いてある裏に両面テープを貼った厚紙を渡すと・・
「カズ。どこに貼ればいいの?」
「はい・・決まってませんので、どちらでも・・」
彼のボードは既に首から外されて私が持っていたので文字通り全裸だった。
「そう言えば成約のしるしがまだだったわねぇ」
「あっ・・・申し訳ございません」
私は土下座をしている彼に耳打ちした。
彼はいきなり聞いたのであわてて言葉を発した。
「女御主人様・・・ど、どうかご成約のしるしに・・・」
「ご成約?このバカ!もっと違う言い方あるでしょう?」
頭を蹴り飛ばされる孝之さん。
「ああっ・・も、申し訳・・ありません」
突然伝えたのだから無理もない、彼には悪い事をしたと思った。
その後私は控え室に入りその事を伝えたので後の志願者達は考えたようだった。
「女御主人様に奴隷として従属させて戴くしるしにツバを・・・いただけないでしょうか?」
「ふっ、まあいいわ」
「頭をお上げ!」
ようやく頭からパンプスが下ろされた。
「はい。ありがとうございます・・」
彼はゆっくりと頭を上げる。
「ほら、首を曲げてもっと頭を後ろに反らしなさいよ。そうそれで大きな口をお開け!」
「ふふ・・いいわ、欲しいの、私のツバ?」
彼は苦しい姿勢ながらうなずいた。
彼女は上から眺めゆっくりと口にツバを溜めて垂らすのかと思ったらいきなり「ペッ!」と彼の口の中にツバを吐いた。
彼はそのツバを飲み込むと再び土下座して御礼を言った。
「あ、ありがとうございます。ありがとうございます」
「ふふ。もう一度上をお向き!」
上を向いた彼の額に売約済みの厚紙を貼り付けた。おかげで彼の視界は全くなくなった。
彼はそのまま横のカベの前で正座して終了を待つ事になる。
売約済みの奴隷は全てこうしてカベの前に「・・様売約済み」の厚紙を貼り付けられて並ぶ事になるのである。
この事がいっそうS女性様達の購買意欲を増進させたのであろう。
前の見えない孝之さんをカベまで導いていってようやく次の志願者の出番となった。
3番目は20代のメガネをかけた男性だったが落札されなかった。
そして4番目には少し太った30代の男性が登場した。
「本名・友田太志・・33歳です。家畜奴隷志願です。よろしくお願いします」
自らフルネームで本名を語り家畜奴隷志願と言ったこの男性に彼女達の冷たい視線が浴びせられた。
コメント
女性は迫力ありますねぇ。。。
威圧感が凄いなぁと思います。
読んでて雰囲気が伝わってくるくらいですから、実際の現場の雰囲気はピリピリしてるんでしょうね。
凄まじく興奮を覚えます。mixiで仲良くさせていただいてる変態マゾです。早く続きが読みたいです。
ホテルの部屋に入った瞬間にいきなり豹変してパックンされたw
そのまま顔にぶっかけたら20マンくれてテンションぶちアゲwwww
金持ちってホント底無しだよな・・wwwww
http://rexfoot.net/sedol/qlvZAmf4
私すごいSなんです。
明日部活の先輩踏みます。
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