その間、私は脳から全身に達するズキスキという痛みに叫び苦しんでいた。その時の私を見るみどり様の目はまさに残虐なサディストが見せる快楽の顔だった。私の股間は痛みに反してその顔を見たとたん反応してしまった。
「ひぃぃ～」
「ふふ、どぉー痛い？」
「はいー。女御主人様ー」
「でもお前のそこは何かしら？なんでそんなに元気なの」
「・・・」
乳首を爪でひねりあげる。
「あああ・・・女御主人様～」
「気持ちいいんでしょうー」
「ひぃぃぃー」
「ほら、これでどう」
「あああ～いいいい」
私は痛いと言うのを何とか堪えた。
「そう、いいの？」
「じゃあ、まだやめないわよ」
再び責め具を付けられて私はまた叫んだ。
・・・ああもう限界だ・・・お許しを願うしかない・・私はお怒りを覚悟で許しを請う言葉を口に出した。
「ああ、おおお願いです女御主人様ー。も、もうお許しをーお許しを～お願いです～」その時の情けない顔は彼女の笑いを誘った。
「あははは、ついにギブアップなんだ。惜しかったわね。もう少しで許してあげようと思ってたのに。勝手に許しを請うなんて覚悟はできてるんでしょうね？」
「申し訳ございません。申し訳ございません。本当に申し訳ございません。女御主人様」私は何度も何度も床に頭をつけて謝った。
「私の命令は絶対って言ったわよね」
「はい、女御主人様」
「疲れたから少し休憩するわ。お前の罰はその後に考えましょう」
「ありがとうございます。女御主人様」
「コーヒーが飲みたいわ。買ってきて！」
彼女は私の土下座している目の前に100円を落とした。私は全裸で後ろ手に縛られている状態である。
「聞こえないの。廊下の自動販売機で買ってくるのよ！」
・・・こんな格好で部屋の外へ・・・私は躊躇していたが覚悟を決めて100円を口に咥えてドアに向った。しかしドアが開けられない。
そこでどうしたらいいか悩んでいると彼女が来て私を蹴りとばした。
「何、ぐずぐずしてるの？私を怒らせないでよ」そう言ってドアを開けてくれた。私は倒れた拍子に口から落ちた100円玉をまた咥えると彼女に頭を下げドアから外へ出た。彼女も一緒に出て廊下で這う私のお尻を後ろから何度も蹴った。
「うすのろ！もっと早く歩けないの！」
彼女の蹴りに耐えながら何とか自販機の前に来て口を使って100円玉を投入した。そして額ででコーヒーのボタンを押した。下の口にこーひーは出てきたが私にはそれが取れない。
彼女の方を見て
「申し訳ございません。女御主人様」と言うしかなかった。
「全く役立たずね！そこをおどき！」また私は蹴り飛ばされてその場に転げた。
彼女は缶コーヒーを取ると一人でさっさと部屋の方へ帰って行った。私は急いで後を追ったが全く追いつかない。彼女はドアを開けて私の方を見て言った。
「奴隷見習い！廊下で少し頭を冷やしなさい。自分の身分をもう一度よく考える事ね。わかるまで部屋には入れてあげないわよ」
そう言ってドアは無情にも閉まってしまった。
私は一人廊下に残されてしまった。しかも全裸で縛られて体には無数の鞭痕やヒール痕がくっきりと残っている。誰かに見られたら・・・そう考えると震えがきた。私はドアの前で何度も誤り中に訴えたが全く反応がない。そうだこの部屋は完全防音・・・聞こえるはずがない・・私は絶望した。一人で身を縮めて嗚咽した。そしてドアを何度も頭で叩いた。
