涙をボロボロと流しながら、許しを請う男性・・・
30代くらいであろうか、よく見ると身体には無数の鞭痕や、おそらく靴で踏みつけられたのであろうヒール痕などが無数に付いている。
よほど、ひどい責めを受けたのだろう・・・
そして、足を広げさせられている。
その股の間を、髪の長い女性が蹴りあげる。
バチンという音と同時に男の悲鳴・・・
「ぎゃぁ~!!、お許しを~お許しを~」
うつろな目で情けなく許しを請う男を見て二人の女性はあざ笑う。
「せっかくこんな汚いもの蹴ってあげてるんだから、御礼くらい言ったら?」
少し日本語のイントネーションがおかしい・・もしかして。
「この方達は中国から来た職業留学生名のよ、麗香さんと麻美さん。もっとも中国の読み方は違うみたいだけど・・」
「はい・・」
「お二人とも、この会を利用してもう1年以上になるわよね?」
「そうね、1年少しね。紗里奈さん、これも奴隷?」
「そうよ、明日からここで、女性会員様のお相手をするの、ほら6番!ご挨拶はどうしたの?」
わたしはお二人の足下へ移動して、床に額を押し付けて土下座する。
「本日より、こちらの会にお世話になることになりました、ご覧のとおり卑しいオスマゾではございますが、女性会員様にお喜び戴けますよう、奴隷としてお仕えさて戴きます。どうかご使用戴けますようお願い申し上げます。」
マゾとしてご挨拶に踏みつけで答えてくれる。
「いいわよ。今度、使って虐めてあげる」
少し妙な日本語で応え、二人で交互に頭を踏みつける。
「ありがとうございます、麗香様・・・ありがとうございます麻美様」
「いいもの見せてあげようか、奴隷?」
そう言って髪の長い女性が靴のつま先でわたしの顎をあげて上を向かせ、スマホを見せた。
最初は分からなかったがよく見ると、男の口の中に大量のものが・・・ウンチいや黄金が詰め込まれて、目を見開きもがいている動画・・そう、むりやり黄金を奴隷の口に詰め込んでいるものだった。
「奴隷の口は便器。そうでしょう?」
私に問われたが、答えないと・・
二人のピンヒールがわたしの手の甲を踏みつける。。
「ひぃぃ~・・」
「どうなの?お前の口も?」
「はい。。わたくしめの口も・・・女御主人様の便器です・・」
「あははは・・やっぱり便器ね・・ははは」
「これもそう言ってるから、お前もそうするからね!」
縛られた男に向かってそう言うと・・また、男は泣き出した。
「この二人は中国に帰る時、一緒に連れていける日本の奴隷を探しているのよ。家奴って言うらしくて、実際に身分の低い奴隷として扱われるのよ。どう、興味あるんじゃないの、お前も?」
確かにマゾとして憧れる世界ではあるが。実際に売り買いされるような奴隷の立場になるとなると・・・
「ねえ、マゾヒストの喜びっていうサイト知ってる?」
「知ってるわ、中国でも結構見てる」
「コイツはそのサイトの管理人なのよ」
「そうなの?面白いわね」
そう言ってわたしの顔をまじまじと見つめていた。
しかし、その時間も惜しむように、また、奴隷の股間を蹴りつけはじめた。
悲鳴をあげる奴隷に罵声を浴びせ、笑いながら蹴るその圧倒的なS性にわたしは怯えていた。
「ありがとうね、またね」
紗里奈様はそういうと私の鎖を引き部屋を出た。
「ねえ、どう?ここでは日常的にあんな風に奴隷を虐めて楽しむ女性がいるのよ、お前達マゾにとっても天国のような世界じゃないの?こんな場所を作った私に感謝するのが当然よね?」
「はい・・感激しています」
「ふふ、お前ならそう言うと思っていたわ。とびっきりの真性マゾだものね。くくく」
「あ、ありがとうございます・・」
「もう一人会ってもらうわよ。私と同じ真性S女性、怖いわよ」
「は、はい・・紗里奈様・・」
もはや彼女の言うとおりにするしかない。
さらに廊下を歩いて、角の部屋にたどりついてノックをする。
「紗里奈よ、入るわ」
「どうぞ・・」
導かれて入ると、そこはまるで診察室・・
待っていたのは白衣を着た女医様・・
その奥には仰向けに寝かされ「、手足を4方向に引っ張られて固定されている全裸男がいた。
「これが例の?」
「そうよ、あのKAZOWK」
「会の主治医の史子さんよ、挨拶をおし!」
主治医・・様
見上げたそのお顔には見覚えがあった・・
17,
2017
2017
アングラ マゾ伝説 マゾの穴 その11
コメント
会の主治医 史子様
いよいよ「マゾの穴」登録証明の儀式が始まるのでしょうか?
身体性能検査、刺青、ピアス、焼印、パイプカット、首輪・・・
もう逃げられなくなりそうで、ワクワクしてきます。
続きを期待しています。
2017/07/30 (Sun) 09:40 | えむお #- | URL | 編集