2017
アングラ マゾ伝説 マゾの穴 その5
「うちのサークルからSLAVE SHIPに乗船した奴隷メンバーもいるのよ。彼の舌奉仕は世界でも通用するということね」
「えっ!SLAVE SHIPですか?本当でしょうか?」
「そうよ・・真性マゾなら知ってるでしょう?SLAVE SHIP?」
私はその言葉にかなり動揺した・・・
というのも、今から10年以上前に私はあるオーストラリア人とともにMSNでASIAN Mistress and White slaveというFemdom コミュニティでモジュレーターをしていた。
かなりの会員数を誇ったそのコミュニティで多くの外国人マゾヒスト達をと知り合い、来日した彼らをSMクラブやショップなどに案内をしていた。
おかげで私は海外にもマゾとしてのネットワークを持つようになった。
そして、その頃からしばしば話題にあがっていたSLAVE SHIP・・・
その内容は3か月以上に渡る豪華客船でのクルージング・・・そこにはSLAVEと呼ばれるマゾヒスト達が檻に入れられ、乗客達の加虐嗜好を満足させるのだった。
乗客の女性はセレブなマダムやお嬢様方・・・
対外的には船上SMパーティをうたっているが、その実は短期奴隷売買契約といったものだ。
SLAVE達はかなりの報酬を得ることができるが、まさに奴隷として身体を弄ばれるのである。
多くの人種が乗船しているその場所で、奴隷として使用されるというその快楽は、真性マゾヒスト達にはこの上ないものである。
コミュニティ内ではマゾ達の願望が飛び交っていた。
冷酷なロシア人女性に拷問されてみたい・・・
黒人女性のお尻の下で息もできないほど圧迫されたい・・
インド人女性の足下に跪き唾を吐きかけられたい・・
日本人女性に鞭打たれたい・・・
など様々な人種がその憧れを語っていた。もちろん実際にその船に乗ったメンバーもいた。
しかし、そのSLAVEになるには語学力はもちろん、メンバーの紹介や秘密厳守、厳しい身体検査などかなりおハードルがあり。
コミュニティ内でもその経験者の話で盛り上がっていた。
以前は男女のSLAVEが同じ船に乗っていて、多様なセックス形態に対応していたが、数年前からmaledom femdom ゲイの3タイプに分けられ、年に1回の各SLAVE SHIPとして出航している。
そのFemdom SLAVE SHIPに乗船した日本人がいるとは・・ぜひ会って話を聞きたいものだ。
どんな国のどんな女性にどんな風に甚振られたのか・・・・考えただけでもソクソクする。
そして。檻の中からの景色はどんなものなのか・・・多くの女性の目に晒される気分はどうなのか・・興味は尽きない。
私自身の願望は冷酷な中国人女性様やヒステリックな韓国人女性様に泣き叫ぶほど甚振られたり、フラン人のマダムに気を失うほど長時間のご奉仕を強いられたい・・などと書いていた。
コミュニティ内での書き込みで、SLAVEにも部屋は用意され、奴隷として使用されていない時は普通の生活が保障されているし、船の中には医師も待機しているので安心だということも明らかになっていた。
コミュニティでは調教部屋や檻、そして集団パーティの様子など数枚が公開されていたが、画像ではその全てを知ることはできない。
そんな憧れのSLAVE SHIPに乗船できるとは・・・
「お前、英語はできるの?」
「はい・・ある程度は・・」
「じゃあ、乗れるかもしれないわねSLAVE SHIP・・」
「は・・い・・」
「本当はもう決めてるんでしょう?入会・・わたしの目に狂いなければお前は真性マゾ・・かなりのね」
「あの・・」
「何?」
「もう一つだけよろしいでしょうか、紗里奈様」
「いいわ、ずいぶんサービスしてあげたんだから、これで最後にして」
「はい、実はわたしはkazowkさんと親しいのですが、ここのシステムは彼の考えた嬲られ隊に似ていますよね?」
「あら、そうなの、kazowkと仲が良いの?そうよ、このサークルのシステムは彼の考えをかなり参考にしてるわ。だって彼もここのメンバーなのよ。聞いてないの?」
「そうですか・・彼は今でもここに登録されているのですか?」
「いいえ、彼の希望でもう登録は削除されてるわ、何でも一人の女御主人様に仕えているらしいわ。でもサークル出身者として名前を出すことは了承してるわよ、何で?」
「いえ、ありがとうございます・・・」
わたしの名を語った男は名を貶めるような行為はしていないようだ・・それではと思った瞬間に・・
「じゃあ、入会でいいわよね? 次回は必要書類と写真撮影、それと初回調教があるから,調教料も忘れないで」
「えっ・・」
ノーと言わせない間でビンタされる!
「土下座して今日の御礼をお言い!」
「は・・はい・・紗里奈様、本日はわたくしめに御目文字をお許しいただき、ありがとうございました・・未熟な身ではございますが立派な奴隷になり、女性会員様のお役に立てるようしっかりご調教を受けさせて戴きます。」
「そう、よく言ったわね、ふふ、いずれたっぷり虐めてあげるわね、楽しみにしてらっしゃい?それには早く調教ステップをクリアしてね!」
これからの事は全く考えずにその場の流れにまかせた。
そして、わたしは自分の頭を踏みつける紗里奈様の靴底を愛おしくさえ感じていた。
300人以上のS女性様に自分の身を支配される・・なんと甘美な世界だろう・・・・
もはやただのマゾヒストそのものになっていた。
コメント
入会審査?合格おめでとうございます(^^;
偽kazowkさんが実在のM男会員だったなんて少し呆れますね。
まぁ、HNまでは本物と面識がない限り調べようがないかな?
洋上のSM天国「SLAVE SHIP」にはワクワク・ドキドキします。
大きな組織なら実現の可能性はあるかもと思いました。
つづきを心待ちにしています。
私もSLAVESHIPにワクワクドキドキです。出港してしまえば逃げ出したくても逃げ出せない海の上というのが一層ワクワクします。
女性達は着飾っていて、ほぼ全員がハイヒールを履いてると思いますし、海外ではTramplePartyなんかも頻繁に行われているようなので、踏みつけに関しては日本人よりハードかもしれませんね。肋骨5~6本は覚悟が必要かも・・・。でも、お医者さんがいるから安心です(笑)
私は英語は出来ませんが「Stand Up(立ちなさい)」「Lie Down(横になりなさい)」「Crawling(四つん這いになりなさい)」「Open The Foot(足を開いて)」くらい分かっていれば、なんとかなると思いますよ。女性同士の会話は理解出来ない方が何をされるか分からないという期待が高まるというものです(笑)
あっでも、奴隷として使用されていない時もあるようなので、やっぱり英語が出来ないと不便かもしれませんね。
えむおさん
SLAVE SHIPは世界中のマゾヒストの憧れでもあります。
コメント、ありがとうございます。
シゲルさん
ぜひSLAVE SHIPの檻の中からの世界を見てみたいですね。
コメントありがとうございます。