2016
アングラ マゾ伝説 マゾの穴 その4
「も、申し訳ございません・・」
「いいわ、何が聞きたいの?」
「はい、調教の12ステップなんですが、どのようなものなのかと?」
「全部、知りたいの?」
「はい・・」
「それじゃあ特別に5つだけ教えてあげるわ、本当なら1ステップ合格ごとに担当調教女性から次のステップを言い渡されるのよ。もちろんそれが何ステップめかは教えないわよ」
「ありがとうございます、紗里奈様」
「ひとつめは打撃よ、S女性なら、ビンタや鞭はもちろん金蹴りやなども楽しみたいでしょう?それがしっかり受けられるかどうかは、奴隷の重要な判断基準であるからね」
「それは相当厳しいものですか?」
「うふふ・・それが望みのくせに・・」
見透かされた私は顔を赤らめる。
「最近の若い女の子達はグローブもつけずに直接グーパンチをする娘も多いわね」
「そ、そうですか・・」
「血が見たい娘もいるわよ、でもやっぱり鞭ね。ほとんどのS女性は自分特製のマイ鞭を持っているわ、その鞭で手加減なく打たれるのよ、ふふ痛いわよ特に急所は・・どんな男も悲鳴をあげるほど」
「マイ鞭・・・」
「耐えられるかしら、どう。もうやめておく?」
「い、いえ・・ぜひ続きをお聞かせ下さい・・」
「そうねぇ、次は浣腸かな、普段着の女性達の前で浣腸され、強力なアナルストッパーを差し込まれて彼女達の許しが出るまで、もがき苦しむ姿を見せるのよ。それが無様であればあるほど合格になるの」
「複数の御女性様が担当ですか?」
「実際に拘束したり、浣腸したりするのは医療関係に精通した個人調教の女王様だけど、ほかに数人の見学者として女性が立ちあうの。その女性達に許しを請うことになるけど、もちろんなかなか許してなんかくれないわよ。これが一番辛いっていう奴隷達も多いわね」
「ああ。彼女達はアルバイトでやってもらってるんだけど、結構楽しんでるみたいよ、次も呼んでくださいってみんな言うわ」
そしてまた、タブレットで動画を再生して私に見せた。
後ろ手に拘束された30代くらいの男が椅子に座った数人の女性達の前で頭を床につけて必死に頼み込んでいる・・
「お願いです・・どうかトイレに行く事をお許し下さいませ・・御願いです・・どうか~!!」
みじめに許しを請う姿に女性達は爆笑している
。
彼女達のうち一番若そうな、いかにもギャルといった感じの女の子がその男に向かって言う。
「じゃあ、うちらの靴の底でも舐めてよ、そしたらトイレ行かせてやってもいいかな。ただしきれいに舐めないと行かせないよ!」
「ああ。お舐めします・・舐めますから~・・御願いです~・・」
これはグリセリン100くらいかな・・まったくみじめなものね・・くくく」
その姿を見た私の股間はパンパンに膨れていた。
その股間を靴で突きながら、紗里奈様は・・
「どう。まだ聞きたいの?いやらしい淫乱マゾさん?」
その場にひれ伏しいて、どうかわたくしめをお嬲り下さいませ・・・と言いたい欲望を必死にこらえて・・
「お、御願い致します。紗里奈様・・」
「ふーん、意外と落ちないのね?いいわ、そのうち這いあげれないほど深いところへ落としてあげる!だからマゾの穴なのよ」
マゾの穴・・ああ、できることならその穴に落ちてみたい・・まじめにそう思い始めていた。
「次は・・じゃあ、軽いところでは犬調教と馬調教ね。犬調教は完全に犬として1日過ごせるだけのものをマスターさせるの、鳴き声や歩き方エサの食べ方や、お手やチンチンなどの芸を完璧に体得させるまで調教されるのよ。S女性によっては実際にリードを着けて外を散歩させる方もいるからね」
犬扱いが好きなS女性様はこれまでもたくさん見てきたので納得できる。
「馬調教はけっこうきついわよ、四つん這いで女御主人様をお乗せできる時間がなかなかクリアできないみたいね。膝も擦り剥けて、しばらく歩けなくなる奴隷もいるほどなのよ」
確かに女性とはいえども人を載せて四つん這いで歩くのはそうとうキツイ。ただ椅子になるだけでも数分間でギブアップしてしまうのに・・
「S女性の欲望にこたえるためには、奴隷は相当な努力が必要だってこと、分かってるでしょう?そのための調教ステップだから」
「はい、紗里奈様・・よく分かります」
「それしゃあ、もう一つだけ、お前たちの大好きなご奉仕よ」
「ご奉仕・・・」
「ご奉仕といっても、足舐め奉仕やアナル舐め奉仕なども入ってるから。女性の全ての要求に応えられるだけの舌奉仕をマスターしなければならないのよ。そのためにその道に精通している女性調教師がいるの。彼女を満足させる事ができなければ先に進めない。ここで足踏みしてなかなか前に進めない奴隷候補がたくさんいるのよ。お前は分かっていると思うけどご奉仕ほど奴隷にとって辛いお勤めはないのよ」
女御主人様へのご奉仕が辛い事はよく分かっている、男性と違って女性の性的欲望は限りない宇宙のようなものだ。その広い宇宙の中で必死にもがき苦しむのがマゾヒストの役割だということも・・・
わたしは気が付かないうちに本来の目的を見失っていた・・そして紗里奈様から衝撃的な御言葉が・・
コメント
>そして紗里奈様から衝撃的な御言葉が・・
まさかkazowkさん本人だとバレましたか?
続編に期待します!
>浣腸したりするのは医療関係に精通した個人調教の女王様だけど、
やっぱり、ただの個人営業(無店舗型、個人事業主)のSM嬢なんじゃないですか?
モブもそいつらのフリーランス仲間のサクラですよ。
今回ご紹介頂いた中で、浣腸と犬は楽しいと感じる女性もいると思います。でも、馬とご奉仕はSM作品では一般的ですが、一般のS女性様がお馬さんごっこをしたいと思うのか、M男とはいえ見知らぬ男性にお尻の穴を舐めさせたいと思うのか、大いに疑問です。紗里奈様はネットやSM作品から得た知識で説明してるのではないでしょうか?
また、写真は拾い物だと思いますが、上から3枚目のように複数の女性が一人のM男を虐めるためには女性会員同士が仲良くなっておく必要があると思います。でも、女性会員はそれぞれが個人で入会してると思われますので、女性会員同士が仲良くなるための何かが必要ですよね。例えば、定期的にお食事会を開くとか女性会員限定のSNSとか・・・。その辺はどうなってるのでしょうか?
今後の展開に支障をきたすようであればお答え頂かなくてもかまいませんので、あしからず・・・(ペコリ)
シゲルさん
プレイではなく本当の主従関係が確立すると、ようやくS女性の真の姿が見られます。人間馬もM男願望からのものでしたが、結構好きなS女性も多い事は間違いないです。ご奉仕に関しても女性の心の中の願望は強いです。
それと、文章にも描いてありますが、複数の女性は会員でなく、アルバイトの女性達です。個人営業の女王様の知り合いか、はたまた紗里奈様のお知り合いかは分かりませんが。
この会の横のつながりはほとんどないようです。
コメント、ありがとうございます。
アルバイトでしたね。失礼致しました(ペコリ)
人間馬もご奉仕も本当に好きな女性がいらっしゃるというのは意外というか、この世界の奥深さを感じます。長時間の人間馬やご奉仕は大怪我をする危険性はありませんが、鞭やハイヒールの痛さに耐えるのとは全く違った肉体的苦痛を伴うと思いますので相当キツイだろうなぁ~と思います。腕立て伏せを1000回やれっていわれてるようなもんですからね(笑)
お答え頂いてありがとうございました。私も個人的な主従関係に憧れはありますが、現実は厳しそうですね(笑)
どういう事をするのか、どういう約款がある会なのか。
いくらかかるのか。
お店へプレイに行くより安く遊べるのか、うまくすれば女に仕えられる(ヒモとか合宿ペットになれる)のか、それはどこへどう連絡すれば良いのか、の三点です。
もしこれが小説でないなら、以上の六点について簡潔にお伝えください。