M男性は素人S女性紹介という言葉には弱い。なぜならいつも自分の身近にいる女性を女王様・ご主人様として空想しているからです。そして、やらせではない本当のS性を持った女性を常に探しているからではないでしょうか?
さて今回の奴隷バンクのお話ですが20数年前初めてできた素人S女性紹介所でしょう。その後「隷飼会」や「池袋スレイブ」そして現在の「六本木ファイル」など様々なS女性紹介という名目で会ができた事はM男性ならご存知でしょうが・・・ただ後にできたこれらと決定的に違ったのは金銭を払うのはS女性でM男性の方はいわゆる「買われる」立場にあったことでしょう。今から考えると信じられませんが実際に経験していますので本当のお話しです。
さて続きです。SMプレーとは違うリアルな奴隷になる事をわかっているかとの問いかけに・・・。「ハ、ハイ、一生懸命がんばります」精一杯の答えでした。「じゃや覚悟はできてるって事でいいわね!」紀代美はきつい目でにらみつけました。私がうなずくと机の上に書類を出しました。私の覚えでは入会書のようなものだったと思います。それと身分証明書の提出を求められ、当事学生だったので学生書のコピーを取られたと思います。現在ならこんな安易に自分の身分を明かすことはないのでしょうがこの時はS女性に会えるという一心でできた行為なのでしょう。入会書の内容は覚えていませんが誓約書のようなものだったと思います。
書類にサインをし拇印を押すと紀代美は「これでお前は当会の奴隷。登録番号は5番よ」「えっ5番ですか?」「そう何人も希望の電話はかかってきてるけどなかなか自分の身分まで明かせる人はすくないのよ。まして奴隷でしょう、どんな人に会うかもしれないしね」と言っていたがその後数ヵ月後にはTVや雑誌で紹介され奴隷志願男性が大挙して申し入れをしてきて彼女はすべて断っていたようだ。
「それでこれからどうしたらいいんでしょうか?」 「ああ、来週、奴隷のセリ市があるからお前もそれに出ること。場所と日時はこっちから電話するわ」「電話ですすか?」家族にばれてしまう・・・。そんな不安で聞き返した。「大丈夫よこちら奴隷バンクですけど。なんて言うわけないでしょう。」適当な個人名で電話するからと言われほっとした。その時事務所の電話が鳴った。紀代美の応対は「はい。そうです」 「ええ、そのようなところです」 「身元はしっかり確認してますので」 「基本的な料金は・・・・」 「もちろん、選べますよ」 この時S女性様からの電話だとわかった私は股間の膨らみを抑える事はできませんでした。そして入会の必要性やセリ市の事を話した後。さらに・・「え、今からですか?」 「ええ呼ぶ事はできますけど、どのような・・・」 「少しお待ち下さい」電話を置くと私に「今から時間あるわよね」私は黙ってうなずきました。そして受話器を取り 「とりあえず、会って面接して下さい。はい、場所は・・・」紀代美は電話を切り私に「お前がいてくれてよかったわ。若い奴隷がいいんですって。20代の奴隷は今のところお前だけだからねぇ」 「しかし幸運よね。登録して直ぐにお客がつくなんて。」「あ、用意するから手伝いなさい。こっちに来て!」広いリビングのようなところに連れていかれると応接セットのソファーと机を移動しソファーひとつを壁際中央に置くとその前に広い空間を作った。まさに支配者のイスという感じだった。
「ここでお前は面接を受けるのよ。あと30分くらいで到着するからシャワーを浴びたら全裸でここで待つのよ」「玄関入ってこられたら土下座をして待ちなさい」そう言ってイスの前の場所を指示した。