2006
奴隷バンク45
「あわわわ・・・ぎゃぁー」
「ふふふ、面白いわねこれ。そんなに怖いの?」
私が震えているのを見て彼女は楽しそうに笑った。
「あ、ああー・・・」
私は目に涙を浮かべて彼女に哀願の表情で訴えた。
「そんななさけない顔しても許さないわよ。だって楽しいいんだもん」
「ああぎゃぁぁぁー」
「どう、許して欲しい?」
「は、はい女御主人様」
「今日は最初だからこれくらいで許してあげるわ」
そう言って私の体から電極を取った。
「あ、ありがとうございます。女御主人様~」
私は床に頭をこすりつけて御礼を言った。その時でさえまだ体が震えていた。
「少し虐め過ぎたから御褒美をあげるわ。もっと近くにいらっしゃい!」
「はい、女御主人様」
彼女の座っている前に正座すると彼女は私の両肩に足をのせた。そして右足のサンダルを私の目の前に持ってくるとホックの部分を口で外すようにうながした。私は懸命にそれを外した。するとサンダルを脱ぎその足裏を私の顔にあてた。そしてグイと押し付けられ私は彼女の足裏にキスするような格好になった。
「今日は特別よ。こんな御褒美めったに貰えるもんじゃないんだから」
「ふぁい、女御主人様」鼻と口が足裏で塞がってるので正確な言葉がでなかった。しかしあんなに嬲られた後なのに彼女の足裏が顔に触れただけで私の股間はそり立つばかりの勢いだった。
私はこの感触と匂いを思い切り吸って忘れないようにした。なんて素敵なんだ・・・この時本当にそう思っていた。
「もうおしまいよ!」私の顔を蹴って彼女は足女御主人様を下ろした。私はすかさず彼女のサンダルを口で履かせようとしたが間に合わなかった。
「あ、ありがとうございました、女御主人様」
「そこで椅子になりなさい!」
彼女はすぐさま次の命令を下した。
そしてゆっくりと私の背中に腰を下ろすとライターでロウソクに火をつけた。そして私のお尻に・・・
「ああ、あつっ・・・・」
「あら、何か聞こえたみたいだけど?」
「ああありがとうございます、女御主人様」
「そう、熱いのが好きなの?ほら!」
「ああ・・」
今ではそうでもないが当時の熱さは結構なものだった。彼女は臀部はもちろん跪いているふとももの外側や足の部分にも容赦なくロウをたらしていった。熱さでビクビク動く私の体を彼女は直接私の背に座って感じているのだった。
そしてそれに飽きると私を床に仰向けに寝かせ口に火のついたロウソクを咥えさせ、さらにもう1本のロウソクに火をつけ私のお腹にたらし始めた。
私は口に咥えさせられたロウソクの恐怖と無防備なお腹への攻撃にただ悶えるだけだった。
「うううう、うー・・・」
そして彼女は意地悪く熱さに敏感な部分を狙ってロウを垂らす・・・
「ああ、うう・・・」
コメント
相変わらずゾクゾクしながら拝見しています。
はじめての電極責め、奴隷の痛みはどれほどだったか、想像すら困難です。
ロウソクははじめてだったのですか?
私が昔、体験したのはSMクラブで低温ロウソクだったはずですが、それでもとても熱かったのを憶えています。
ブログもmixiも楽しませて戴いてます^^。
私はいつも心のままに綴っているので、SM系じゃない事も多いのですが、それなりに楽しく書いてます。
>駄目M男さん
身も心も支配される喜びを初めて知ったのはこの方からでした。
>kanさん
いつもありがとうございます。ロウソクはクラブなどで受けていましたが彼女のたらす場所は的確に痛点を狙っていたのでかなり熱かったです。
痛めつけて、痛めつけて
ちょっと引き寄せて、突き放す・・・。
その、間隔の取り方は
女王様だけのものですね。
オホン、拙者すでに60代後半のM老人である。まだ慣れぬパソコンでSM系ブログをリンクするうちここへ辿りついたわけじゃ。近頃珍しく下品でない、正統派のMさんじゃな、と思わず引き込まれ、古いページをめくるうち、6月11日の奴隷バンク24を見たら、何と我輩とご主人様の写真(女性が男を椅子にして寛ぐモノクロ写真)が出てきたではないか! これはケシカラン・・・と、怒るところだが、そこはお互いMのご同輩、人に見られるのは嫌いじゃないし、懐かしさとあの時の歓びがこみ上げてきた。
あれは今から14年前、小生が(失礼、疲れたので老人弁はやめます)専属奴隷としてお仕えするご主人様との体験を綴って雑誌に連載した「美神に仕える歓びの日々」という手記に添えるために、別の奴隷に撮ってもらったプレイ写真の1枚、貴殿も「イイナ」と思えばこそ今まで採っておいてくれたのでしょうから、むしろ誇らしい思いです。ご主人様にも貴殿のブログをお見せしますが、きっと喜ばれると思います。
お察しのとおり、ご主人様と小生の主従関係は今も続いおり、小生は生涯、彼女にお仕えすることになるでしょう。
貴殿の女性崇拝哲学はホンモノと感銘しました。人をひきつける文章力も抜群。写真のチョイスも素晴らしく、文章とのバランスも見事。これからも楽しみに読ませていただきます。よろしくお願いします。
ガンコM爺様
「美神に仕える歓びの日々」もちろん拝見させて戴きました。今でもあのご主人様(あえて名前は申しませんが)にお仕えしているとは・・まさにMの鏡です。私のような者はガンコM爺さんから見ればまだ若輩者でしょうが・・・そんな尊敬する先輩が見ていてくださるのはとても心強いです。これからもよろしくお願い致します。(写真の件は申し訳ありません)
早速のご返事ありがとうございます。尊敬する先輩とかMの鏡とは面映い。十数年来、一人のご主人様しか知らぬ小生は、キャリア程には世間知らずでお恥ずかしい。
小生のご主人様にも知らせたところ、先刻の返信にいわく「そう♪ 私自身もあの写真はお気に入りだから・・沢山の人が見てくれたら嬉しいナ♪ ついでに名前とH.P宣伝してくれたらイイのにね(笑)」・・・気を使って名前を伏せてもらってるのにご当人はこの通り。この開けっぴろげで純なキャラに、小生ぞっこんにハマってしまった次第。一般には女王様はもっとミステリアスの方が好まれるようですが・・・。でも当面ここでは、個人名は伏せてくださるようお願いします。
ガンコM爺様
かしこまりました。有名な女王様なので・・・と思いましたがやはり個人名は伏せさせて戴きます。お気遣いありがとうございます。