「申し訳ございません。女御主人様、申し訳ございません。申し訳ございません」
恐怖とあせりで時間の感覚など分からなくなっていたが実際はほんの数分だったらしいが私にはものすごく長い時間に感じた。
ようやく、ドアが開いて彼女のヒールサンダルの足が見えた。
私は土下座をしてまた「申し訳ございません。女御主人様」の言葉をくり返した。
「奴隷見習い!少しは自分の立場が分かったの?」
「はい、女御主人様」
「そう、言葉許してあげるから私の質問に答えなさい」
「はい、女御主人様」
「お前は私の何?」
「はい、女御主人様の奴隷見習いでございます」
「奴隷見習いは何のために存在するの?」
「はい、女御主人様に楽しんで戴くためです」
「じゃあ、お前の体は誰の物?」
「はい、女御主人様の所有物でございます」
「ふーん、私の楽しみのために使っていい体よね?」
「は、はい女御主人様」
「そう、なんで私が楽しんでる最中に勝手に許しを願ったりしたのかしら?」
「・・・・」
「なんで?」
「が、我慢ができなくて・・・・も、申し訳ございません。どうぞお許し下さいませ女御主人様。二度とこのようなことは・・」
「本当ね、奴隷見習い!」
「はい、女御主人様」

「ここで誓うわね?」ホテルの廊下で誓う事になった。
「はい、女御主人様。私の体は女御主人様の楽しみに使われるために存在しています。これからはいかようにもお使い下さいませ。」
「そういいわ。許してあげる。感謝のキス!」
ドアから足を少し出して命じられた・
私はうやうやしくつま先にキスをして・御礼の言葉を述べた。ようやく中に入る事を許された私に彼女はまた椅子の前に跪くように言った。
彼女は自分のバッグの中から白い機械のようなものを出した。
「さっきのお仕置きがまだ済んでないわよね?」
「・・・はい。女御主人様」
「頭をお上げ」
私の前に美しいお顔があった。彼女は私を上から見下ろしながらにっこりと笑った。
「もう少し楽しませてもらうわね。奴隷見習いさん!」
彼女は私の乳首にその機械の先のクリップを挟み。電源を入れた。そしてつまみを少し右に回した。
ビリビリと電気のような痺れを感じた。この機械はいったい・・。当時見た事もなかった私は極度に緊張した。電気ショック・・・拷問機だと思ったからだ・・・実は今で言う低周波治療器のようなもので当時では珍しいものだった。

彼女は私の怯えた顔を楽しむようにつまみを大きく右に回した。
「ぎゃぁぁぁぁぁ~」
私のこの日一番の悲鳴は部屋に轟き私は突っ伏して倒れた。
「姿勢をくずすんじゃないわよ!せっかくお仕置きしてあげてるのに」
「あああ~女御主人様ぁ~」
「お前の体は私の物でしょう?ふふ、たっぷりと使わせてもらうわよ、ほら」
「あああああぎゃぁぁー」
彼女は強めたり弱めたりしながら指先だけで私を震え上がらせた。しかしもうお許しの言葉など言うことなどできない。彼女がこの責めに飽きてくれるのを願うだけだ・・・。