2007
奴隷セリ市~買われる男達 6
あっという間に10人の裸の男の集団ができ何か異様な感じだった。
パンツもいろいろで今で言う真っ赤なTバック風のものやら真っ白のブリーフやらボクサーパンツやらいろいろだった。
そして順番を確認すると番号と名前を書き出していった。
そして私と同じような年の学生風の人が私に話しかけてきた。
「あの・・一言ってどんな風にかけばいいんでしょうか」
若いのですがぱっとしない容貌の彼の画用紙には1番 ケンジと書かれてあった。
「あっ、一番なんですね」
私は自分の事のように緊張した声で話しかけた。
「そうですね、自分の誠意を伝える感じがいいんじゃないでしょうか?」
「誠意ですか?」
「たとえば、一生懸命お仕えしますとか、お役に立てるようにがんばりますとか・・」
「ああ、ありがとうございます。それにします。」
「はい、がんばって下さい」
「カズ!お前もそろそろ服を脱いでお出迎えの用意をしなさい」
紀代美様の声が背後から聞こえた。
「はい、紀代美様」
私も同じようにその場所で服を脱ぎ始めた。
その私の体・・・みどり様より戴いた痣や数々の傷痕を見て彼らは驚嘆の声を上げていた。
「おお~。・・すごい・・」
「ど、どうしたんですか。それ?」
ケンジ君が私に尋ねた。
「ああ、少し前に女御主人様に・・・」
「ええ!こんなななるまで・・ですか」
「そうですね・・奴隷ですから・・」
彼らの表情が2つに分かれていた。怯えの顔と期待の顔だ。彼らの中にはマゾではない者もいたようで・・そういう人間はやはり怯えにに変わったのだろう。
私は黒のブリーフのみの姿になり、紀代美様のところへ行った。
「カズ、お前もレンタル奴隷らしくこれからは四つん這いで動きなさい。ほら跪いて!」
「はい、紀代美様。よろしくお願い致します」
私は深々と土下座をした。
「ふふふ、いいわねお客様が付いたら玄関でそうやって土下座でお迎えするのよ。そして中にご案内するの。来られた順に前の席の右側から案内しなさい」
「はい、かしこまりました紀代美様」
「それから。いいわねお前も女御主人様がいるなんて答えるんじゃないわよ。レンタル奴隷として売り込むんだから。わかったわね」
「はい・・」
そして私は玄関のところで跪いて競り市のお客様をお待ちした。お客様についてだいたいのことは紀代美様からお聞きしていたのですがやはり緊張しました」。
そして開始15分前、お一人目の女性が現れました
コメント
10人のパンツ一丁の男の集団・・・聞いただけでドキドキです♪
これから土下座でお迎えし、四つん這いでご案内するんですよネ!
私も参加したかった・・・!!
みなさん、お若い男性ばかりのようですね。
そして、あまり実体験が無い人たちのよう。
カズさんと呼ばれてたのですね。
その中では、貴方が一番経験豊富だったのかもしれませんね。
でも、未知の世界なので不安だったでしょうね。
kanさん
そんなことはありません、年齢でいくと多分最年少だったのは私で、40過ぎに見える男性も2人いました。
でもみんな不安だったのは間違いないでしょう>
こんにちは。
ワクワクしながら拝読しております。
40過ぎの男性!
よく商品として並べたものです(笑)。
彼らは売れたのでしょうか?
どうもどうもご無沙汰です,今のところmixiを少し離れで゜ログ一本でやってますM破門中です。暫く訪れない間にすごいこなっていますねぇ、回顧録のようですがタイトル自体非現実の世界に吸い込まれていきそうです。これからもこちらでよろしくです。
そんなセリ市がホントにあったら楽しいわね。
企画なさいよ、余っていたら買い上げるわ。
買ったら好きにしてよいのでしょう?
>M破門中さん
mixiでお会いできないので寂しい気もしますが・・ブログの方にもお邪魔しますのでよろしくお願いします。
私も朋さんに賛成!
カズさん(これからこう呼ぼうかな?)、ぜひ企画して下さいませ。
兵庫から駆けつけますワ♪