射精できない悶々とした一夜を送った・・・
翌日、起きて部屋を確認すると昨日ロッカー室の6番に入れた洋服が移動されていた。
そこにはマゾの穴の会員証も置いてある、わたしの会員番号はM268番になっていた。
たぶん268番目の男性会員なのだろう・・
この館の出入りにはこの会員証が不可欠のようだ。
わたしは我に返りこれからの事を考えた・・
ここで3か月暮らすとなると生活用品やら着替えやらを購入しなければならない。それに食事も取らなければ・・
そこで洋服を着て外に出る事にした。
部屋には鍵などない、当然と言えば当然だ。
誰もいない廊下を四つん這い歩く。気持ちは女御主人様を乗せている・・
傍から見れば奇妙な光景だが、この館でおかれた立場からするとベストな選択だ。
受付には昨日いらした、芹奈様と絵美様の姿はなく30過ぎ位のフェミニンな女性が座っていた。
わたしはその足下に跪き、
「新入り会員のM268番です・・外出させて頂きたいのですが・・」
「ああ、滞在奴隷さんでしょう、聞いてるわ。わたしは万由子、平日の午前中はほとんどここにいるの」
「万由子様、よろしくお願いいたします」
「ふふ、よろしくね、奴隷さん」
そう言って足を前に出す。
その靴先に、恭しくキスをして、御礼を申し上げる。
「高貴なお靴様にキスをお許し戴き、ありがとうございます」
「どれくらいで戻るのかしら・・」
「はい。およそ1時間くらいかと・・」
「できるだけ早く帰ってきてね、ちょっと虐めてみたいから」
「はい、万由子様。ありがとうございます」
やっぱりこの方もS女性様・・・
本当にS女性様の数は多くなった、この会もそのおかげでなりたっているのだろう。
以前はこのような会はS女性様に比べて圧倒的にM男が多かったが、今は違う。この会はそれを如実に表している。
わたしは扉の所でもう一度、万由子様に土下座して、外に出た。
外に出てこの洋館を見ると、この中で行われている事がまるで夢のように感じられた。
食事を済ませ、いろいろな生活用品を買い込み、またマゾの穴本部の洋館に戻った。
「ただ今、戻りました、万由子様」
「荷物を置いたら、正装でここに戻って来なさい!」
「はい、万由子様」
先程とは違って厳しい口調だ。
わたしはそそくさと部屋に荷物を置き、奴隷の正装、全裸に紙パンツという格好で受付に戻った。
「お待たせしました、万由子様」
土下座する額を靴で踏みつけた後、顔を上げさせられて強烈なビンタを数発戴く・・
パシン、パシンとホールにビンタの音が響き渡る・・・
「うふふ、気持ちいいわね、男を叩くのって!」
「あ、ありがとうございます・・万由子様」
「あら、ずいぶん可愛がられたみたいね、憎らしいわ」
S女性様は支配欲が強いため、奴隷が他の女性につけられた傷痕を嫌う。
昨日、紗里奈様つけられた鞭痕を靴で踏みにじる・・・
ヒールが身体に食い込み、悲鳴をあげる
「ひぃぃぃ~!!」
「どう、痛い?」
「はい、痛いです~」
「それで?」
「ああ、万由子様、お踏みつけありがとうございますぅ~」
「ふふふ、そうでしょう、マゾ奴隷さん?」
「あああ・・・」
「ここのところ滞在奴隷がいなかったから、ちょっと溜まってたの、いい玩具が来てくれて良かったわ」
そして股間を踏まれて、装着物に気づく・・
「うん?パンツおろしてみて」
「はい、万由子様」
「へえ、着けられてるの?ふふ、それだけお前は淫乱て事よね?」
射精ストッパー付の電気ペニス責め具を見て嘲笑される・・・
「しばらく、椅子になってちょうだい!」
私はそのまま、四つん這いで彼女の椅子になり、お尻ごしに体重を感じる事になる。
時間がたてば経つほどその重みは負担になり、腕が震えだす・・・
それを感じた万由子様はその手の甲をヒールで踏む。
「あうっ!!!」
「潰れたら、お仕置きだよ」
彼女は目を輝かせながら言った。